白い結晶は、はちみつの主成分である果糖やブドウ糖が結晶化したものですので、安心してお召し上がりいただけます。結晶化ははちみつの特性で、栄養面、品質面には全く問題がありません。すでに結晶化している小さな糖粒子や気泡、花粉などが核となり結晶化がすすみます。また、急な温度変化も関係しており、15℃前後以下で結晶しやすくなります。
結晶初期の結晶粒ははちみつ中に浮かんでいる事や、容器の底や側面に白い斑点のような状態で存在するため、一見すると白いカビと間違われることがあります。
また、はちみつ中の花粉が1個所に集積し、これが核となって結晶化すると、黒色や灰褐色の点や茶褐色のカビのように見えることがあります。
しかし、水などで薄まらない限り、はちみつ中で細菌やカビが増殖することはありません。
結晶は温湯につければ元の状態に戻ります。