コレステロール値が正常な方であれば、心配はありません。
コレステロールは細胞膜を構成したり、副腎皮質ホルモンや性ホルモン、脂肪の消化に必要な胆汁酸やビタミンDを作る材料になります。生命維持のために重要なもので、肝臓や腸で毎日1000~1500mg作られています。食事からも毎日300~500mgくらい摂取していますが、摂取量が増えても体内で作られる量が減って調整されるので、血中コレステロール値を上げることは少ないと言われています。
ちなみにバター100gあたりのコレステロールは210mgですが、食パン1枚に塗るバターは約10gで、コレステロールは21mgです。コレステロールの役割や性質をよく理解して、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。