牛乳は、通常しぼってから4~5日で工場から出荷されます。
しぼったままの牛のお乳(生乳)は、検査と計量を行い、酪農組合などの冷却設備を備えたクーラーステーション(生乳の冷蔵保管施設)に集められます。
工場に運ばれた生乳は、検査・均質化(脂肪を砕き飲みやすくする)・加熱殺菌などの工程を経て商品になります。
出来上がった商品は、品質検査を受け、合格した牛乳のみが出荷されます。
*搾乳から出荷までの流れ
①搾乳、酪農家での貯蔵:2日間
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②クーラーステーションでの貯蔵:1日間
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③工場にて製造検査:2日間
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出荷
*日数は、各自治体で若干異なる場合があります。おおよその目安として参考にしてください。
*原乳とは、しぼったままの牛の乳で生乳(せいにゅう)ともいわれます。原料として各乳業メーカーの工場に出荷されるものであり、そのまま消費されものではありません。