●スズメバチのメカニズムと開発の経緯
理化学研究所「昆虫生態制御研究所の研究員」は、スズメバチの毒の生理作用を研究するうちに、1日に約100kmも飛翔するスズメバチのスタミナに着目し始めました。
スズメバチは、幼虫のためにエサを運びます。そのエサと引き換えに、幼虫が分泌する栄養液を摂取します。
スズメバチが飛ぶ時の筋肉運動は、人間が運動する時の約10倍になります。
スズメバチの栄養源は、幼虫の分泌する栄養液や樹液、昆虫の体液です。
私たちは、この幼虫の栄養液は激しい運動をサポートする鍵になると考え、この栄養液の研究に取り組みました。
栄養液の成分を分析したところ、17種類の
アミノ酸が特異なバランスで含まれていることがわかりました。
また、この栄養液は、エネルギーとして脂肪を有効に燃焼させている特徴も発見しました。
●実験方法
哺乳類に有効かどうかを調べるために、食品のアミノ酸を幼虫の栄養液の配合バランスに近づけてマウスに遊泳実験をおこないました。
実験の結果から、「運動の持久力が向上する」などの有効なデータが得られました。
なお「VAAM(ヴァーム)」の商品カタログは
こちらから、 ブランドサイトは
こちらからご覧いただけます。