- No : 1512
- 公開日時 : 2004/09/29 08:30
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品質保持期限と賞味期限の用語は統一されたのですか
品質保持期限と賞味期限の用語は、統一されたのですか。
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回答
食品衛生法(厚生労働省)とJAS法(農林水産省)において、「賞味期限」という用語に統一されました。
食品の劣化速度が比較的緩慢な食品の期限表示は、食品衛生法では「品質保持期限」を、JAS法では「賞味期限」を表示することを基本としていますが、同じ意味を示すにもかかわらず異なる用語を使用することは、消費者にとって分かりにくいことから、用語の統一を図ることになりました。
「食品の表示に関する共同会議」において検討が行われた結果、平成15年7月に食品衛生法及びJAS法に基づく表示基準を改正し、「賞味期限」という用語に統一されました。
また、定義も「定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。」に統一されました。
なお、賞味期限表示への移行は、平成17年7月31日まで猶予期間が設けられていました。