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  • 公開日時 : 2016/02/19 14:53
  • 更新日時 : 2016/10/14 10:34
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トランス脂肪酸摂取の影響

トランス脂肪酸を摂取すると、どのような影響がありますか?

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回答

●健康への影響
トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールといわれているLDLコレステロールを増加させ、善玉コレステロールといわれているHDLコレステロールを減少させる働きがあるといわれています。また、動脈硬化などによる虚血性心疾患のリスクを高めるとの報告もあります。ただし、自然に生成する反芻動物由来のトランス脂肪酸は、心疾患との関係性が低いと考えられており、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の中にも、「冠動脈疾患のリスクにはならないことが多くの研究で示されている」との記述があります。

●日本におけるトランス脂肪酸摂取の現況
世界各国の1日あたりのトランス脂肪酸の摂取量は、下の表の通り、米国で5.6g、西欧14ヵ国では1.2~6.7gですが、日本における摂取量は0.7~1.4gであり、西欧諸国と比較して少ない状況です。

WHO(世界保健機関)/FAO(国際連合食糧農業機関)合同専門家会議の報告書では、トランス脂肪酸の摂取量を1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするように勧告しています。これに対し、現状の日本では、エネルギー比の0.3~0.6%程度と、この勧告と比較して低い数値であり、内閣府食品安全委員会の評価(平成24年3月8日)でも、「通常の食生活では健康への影響は小さいと考えられる。」とされています。ただし、これと同時に、脂質に偏った食事をしている人は留意が必要であることについても言及されており、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

【参考】
食品安全委員会
https://www.fsc.go.jp/osirase/trans_fat.html
https://www.fsc.go.jp/sonota/trans_fat/iinkai422_trans-sibosan_hyoka.pdf
https://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/54kai-factsheets-trans.pdf

農林水産省        
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/index.html

 

明治の主なマーガリン類のトランス脂肪酸、飽和脂肪酸、コレステロールの含有量については、こちらからご覧ください。

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